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  1. 仙台市議会 2015-11-20
    都市整備建設協議会 本文 2015-11-20


    取得元: 仙台市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    1:                  ※協議会の概要                               開会 午後1時31分                               閉会 午後2時33分 ◯委員長  引き続き協議会を開会いたします。  まず、都市整備局より報告願います。 2: ◯都市整備局長  それでは、都市整備局より御報告いたします。  まず、資料2、仙台市バリアフリー基本構想地区別構想北仙台地区)の策定に係る中間案取りまとめ及び市民意見の募集についてでございます。  本市ではこれまで仙台市バリアフリー基本構想の全体構想及び都心地区泉中央地区長町地区地区別構想を策定し、交通事業者道路管理者等とともにバリアフリー化を進めてまいりました。このたび北仙台地区における地区別構想中間案取りまとめましたので御報告いたします。  次に、資料3、旭化成建材株式会社が施工した杭工事に係る施工データ流用等についてでございます。  旭化成建材株式会社が施工した杭工事の一部において施工データ流用等が判明し、全国的に調査が行われておりますが、本市における調査状況等につきまして御報告いたします。  詳しくは交通政策課長及び公共建築部長より御報告いたします。 3: ◯交通政策課長  それでは、資料2をごらんください。  1の概要の部分につきましては、先ほど局長から御説明申し上げたとおりでございます。  2でございますけれども、これまでの主な経緯でございます。このたびの中間案取りまとめに際しましては、この4月より検討を開始いたしまして、8月と10月に関係行政機関福祉団体などから構成される仙台市バリアフリー推進協議会を開催し、議論を重ねてまいりました。また、障害者の皆様などの御意見を現状の状況を踏まえて頂戴するために、8月にまち歩きワークショップを開催いたしました。  3の中間案の概要でございますけれども、資料2の別添をごらんください。  1ページ目の1でございますけれども、バリアフリー基本構想は鉄道駅を中心として多くの高齢者障害者の皆様が利用する施設が集まっている地区におきまして、公共交通機関、道路、公園、信号機などのバリアフリー化を一体的に推進するために策定するものでございます。基本構想にはバリアフリー化を一体的に進める地区を重点整備地区として定めるほか、多くの高齢者障害者の皆様が利用する施設、生活関連施設を結ぶ経路を生活関連経路として位置づけ、この経路を中心としたバリアフリー化を進めてまいります。  2のバリアフリー基本構想の構成でございます。本市の基本構想は市全体としての基本的な方針、重点整備地区などの考え方をまとめた全体構想と、地区ごとの範囲や経路を位置づけた地区別構想で構成いたしております。基本構想策定後は各施設の管理者が具体的な整備内容を示す特定事業計画を策定し、具体的なバリアフリー化の事業を進めてまいります。  目標年次でございますが、策定済みの全体構想に合わせまして平成32年度といたしております。  2ページ目でございます。  北仙台地区の課題でございますけれども、1点目といたしまして、バリアフリー化された施設をさらに利用しやすい施設へと改善すること、2点目といたしまして、広幅員道路での歩行者への安全配慮、3点目といたしまして、視覚支援学校通学者への安全配慮、4点目といたしまして、JRと地下鉄の駅間におけるアクセスの検討などを掲げております。
     基本理念といたしましては、都心北部の生活を支えるまちとして、地区内の都市機能を生かしながら移動等の円滑化を図り、快適に安心して生活できるまちの創出といたしております。  重点整備地区生活関連経路でございますけれども、3ページ目の図の2をごらんください。  この図に重点整備地区生活関連施設生活関連経路をお示しいたしておりますが、区域といたしましては北は北仙台駅のあたりから、南が北四番丁のあたりまででございます。東は視覚支援学校から、西は東二番丁通あたりまででございます。北仙台駅を中心として公共施設、体育館などの生活関連施設が立地しており、これらを結ぶ経路を生活関連経路として位置づけ、バリアフリー化を推進してまいります。  今後策定されます特定事業の内容や方向性につきましては、各種の基準やまち歩きワークショップで出された意見などを踏まえながら、利用者が安心かつ安全に利用できるよう整備に努めていくといたしております。  資料2の裏面でございます。  4の市民意見の募集の概要でございますが、11月27日から12月28日までの間、御意見を郵送、ファクス、電子メールで募集いたします。頂戴した御意見の概要と本市の対応方針につきまして取りまとめの上、公表するとともに、地区別構想への反映を検討してまいります。  今後の予定でございますが、市民意見の募集に加えまして専門的な見地からの御意見を頂戴するために、仙台市福祉整備審議会意見聴取も行ってまいります。市民意見の募集結果につきましては来年2月の本委員会で御報告申し上げるとともに、頂戴した御意見を踏まえまして地区別構想を来年3月までに策定してまいります。 4: ◯公共建築部長  それでは、旭化成建材が施工した杭工事に係る調査状況等につきまして、資料3により御報告いたします。  まず、同社が施工した物件の数ですが、過去10年間に全国で3,040件ございまして、そのうち宮城県内の物件は公共と民間を合わせまして80件となっております。  これらの物件の調査方法でございますが、国から旭化成建材に対し3,040件の工事について速やかに調査するよう指示をしておりまして、その結果、データ流用等が判明した場合には、国を通じて各自治体に情報提供されることとなっております。  その調査結果でございますが、まだ全ての調査が完了しておらず暫定的な数字となりますが、宮城県内では8件施工データ流用等があったことが判明いたしました。そのデータ流用等があった8件の内訳につきましては、17日の時点で国から本市に対する具体的な情報提供がない旨をこの資料には記載しておりますが、現時点におきましても本市内の物件に関する通知等はございません。  なお、本市が発注した工事の中で今回対象となりました旭化成建材が施工した物件は2件ございましたので、本市独自の調査に加えまして、元請業者の協力も得て調査を行いましたところ、いずれもデータ流用等はないことを確認しております。  最後に、今後の対応でございます。杭工事におけるデータ流用等の問題につきましては、国において再発防止に向けた有識者による対策委員会を立ち上げておりますが、その後、別の業者でもデータ改ざん等が判明しましたことから、国が杭業界全体の実態調査を行う方針を示し、業界団体に報告を求めたところでございまして、今後旭化成建材が施工した物件以外のものも含めて国から指示等があった場合には迅速に対応してまいりたいと考えております。 5: ◯委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。 6: ◯庄司あかり委員  私からは、旭化成建材が施工した工事に係る施工データ流用等について数点伺いたいと思います。  こうした事件が起こったということを大変問題だと思いますし、同時に建物の安全性を確保すべき行政が偽装を見抜けなかったということは深刻だというふうに思います。この背景には1998年の建築基準法の改正で、それまで地方自治体の建築主事が行っていた建築確認検査を民間の指定検査機関でも可能にするなどした建築行政規制緩和があると考えます。現在、仙台市内建築確認はどのくらいの割合になっているのか、伺います。 7: ◯建築指導課長  建築基準法が改正されまして、平成11年5月より確認検査業務が民間に開放されて以来、本市におきまして平成12年度は民間シェア約25%であったものが、昨年度では約95%までになってございます。 8: ◯庄司あかり委員  95%にまでシェアが広がっているということです。  施工主である多くの建設会社が自社と関係が深い民間検査機関に検査を任せているというのが実態だと思います。この19¥98年の建築基準法改正以後、2005年に起きたマンション耐震強度偽装事件は民間任せの危険性を浮き彫りにしました。  さらに、今回大規模なデータ偽装が再び起こったということは、問題を事実上放置してきた国や自治体の責任が問われる事態だというふうに思います。安全性を確保するための建築確認検査について体制整備することや、中立公正な第三者による検査体制の確立など、抜本的改善を図るように国に求めるべきだと考えますけれども、いかがでしょうか。 9: ◯公共建築部長  先ほどの報告の中でも少し触れましたけれども、杭工事におけるデータ流用等の問題につきましては、業界全体の広がりが懸念される事態となったことを受けまして、国が杭業界全体の実態調査を行うこととなりました。その第一弾としまして業界団体に対して会員企業ごと自主調査の状況、それから各社がデータ管理をどのようにしているかなど、杭工事の実態について報告を求めたところでございます。そして、その業界団体からの報告内容ですとか有識者の対策委員会での議論を踏まえて、国が再発防止策をまとめるというふうに聞いておりますので、その動きを注視してまいりたいと考えております。 10: ◯庄司あかり委員  今も杭工事について業界全体の問題でもあるという指摘も今ございましたけれども、同様に指摘されているのが建設業界重層下請構造についてです。この重層下請構造によって偽装発見を困難にし、責任の所在を不明確にしているというふうな指摘もございます。  横浜のマンションでは販売主の三井不動産レジデンシャルが工事を発注して、元請の三井住友建設日立ハイテクノロジーズに下請させ、さらに旭化成建材へ下請させていました。販売期日を優先する元請が完成を急がせたということが、下請の手抜きを助長して偽装を見抜けなかった原因だとも言われています。  仙台市が発注する物件においても旭化成建材以外の業者であっても今後同様のことが起こらないように取り組んでいただきたいんですけれども、どのようにお取り組みされるのか伺います。 11: ◯公共建築部長  このことにつきましては、今後国がまとめる再発防止策に従うということが基本となると考えておりますけれども、本市としましても元請業者への指導を徹底しまして、下請まで含めた施工体制をしっかり確認するとともに、本市職員、それから本市から委託して現場を監理する設計事務所による立ち会いの回数をふやしたり、施工計画書工事書類のチェックをさらに強化するなど、的確な施工監理を行ってまいりたいと考えております。 12: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯委員長  なければ、次に建設局より報告願います。 14: ◯建設局長  建設局からは2件御報告いたします。  初めに、資料4、歩道橋ネーミングライツパートナーの募集についてでございます。  歳入確保策の一環といたしまして、歩道橋の一部でネーミングライツの設定を行っております。このたび12橋の歩道橋ネーミングライツパートナーとして事業者の募集を行います。  詳しくは参事兼道路管理課長より御説明いたします。  次に、資料5、広瀬川フォーラムの開催についてでございます。  これまでの広瀬川と市民のかかわりを振り返るとともに、今後広瀬川がより多くの市民に親しまれるための川づくりまちづくりを進めるため、広瀬川フォーラムを開催いたします。  詳しくは河川課長より御説明いたします。 15: ◯道路部参事道路管理課長  それでは、資料4に基づきまして説明させていただきます。  本市におきましては、平成25年度から本市が管理する歩道橋の一部で命名権設定の募集を行いまして、平成26年度から11橋におきまして愛称名を掲載してきているところでございます。このたび新たに12橋の歩道橋命名権設定の環境が整いましたので、事業者の募集を行うこととしたところでございます。  募集対象歩道橋でございますが、12橋の歩道橋につきましては記載のとおりでございまして、位置につきましては別紙の位置図を参照願います。この位置図の中でピンクの星印のものが現在愛称名を掲載中の歩道橋でございます。今回募集を行う12橋の歩道橋が黄色の番号となっております。  それでは、資料に戻っていただきまして、2の契約料及び契約期間でございますが、契約料につきましては歩道橋ごとに年額30万円以上とします。ただし、北目町、昭和町及び銀杏町5号線歩道橋につきましては4面での掲載が可能なため、年額50万円以上といたします。  2の契約期間でございますが、原則3年以上といたします。  次に、募集期間及び募集方法でございますが、平成27年11月24日から平成28年1月22日までを募集期間といたします。募集方法でございますが、本市ホームページ募集情報を掲載するほか、道路管理課内で募集要項を配付することとしております。  今後の予定でございますが、平成28年1月下旬から2月上旬に事業者を選定いたしまして、その後契約を締結いたしまして、平成28年4月以降、愛称名の掲載を開始することとしております。 16: ◯河川課長  資料5によりまして、広瀬川フォーラムの開催について御説明させていただきます。  本市では広瀬川の新たな魅力の創出を目的といたしまして、平成17年に広瀬川創生プランを策定し、ことしで10年の節目を迎えました。また、昭和49年に広瀬川の清流を守る条例を制定しまして、昨年で40年の節目を迎えたところでございます。これを機に今後も広瀬川がより多くの市民に親しまれるための川づくりまちづくりを進めるため、広瀬川フォーラムを開催することといたしました。  開催日時は12月20日の日曜日、会場は国際センターとなります。12月6日に地下鉄東西線が開業しますことから、ぜひとも東西線を御利用いただいて参加いただければと考えてございます。  フォーラムの内容でございますが、お手元に配付させていただきましたチラシの裏面をごらんいただきたいと思います。基調講演といたしまして「清流保全から川が活きるまち・くらしへ」と題しまして、広瀬川清流保全審議会会長、また創生プランの策定協議会の会長も務めていただきました江成敬次郎氏より講演をいただくとともに、また、話題提供といたしまして広瀬川における市民団体活動事例なども紹介してまいりたいと思います。  なお、多くの方々に参加していただくよう、市政だよりで広報するほか、区役所、市民センターにおいてもチラシを配付していく予定でございます。 17: ◯委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。 18: ◯相沢和紀委員  私からは歩道橋ネーミングライツについて伺ってまいります。  今回12橋が新たに募集されるわけですけれども、既に11橋がネーミングライツを行っている。確認の意味も含めて伺ってまいります。各歩道橋がどのような状況にあるのか。要するに古くてさびが目立つような状況のもとでネーミングライツを募集しているのか、きちんと整備して見やすい、そういった歩道橋だけを選定して募集しているのか、そしてまた、そのネーミングを書く費用はどちらに負担が行くのかというふうなことも含めてお聞かせいただきたいと思います。 19: ◯道路部参事道路管理課長  今回募集を開始します12橋につきましては、いずれも修繕の不要なもの、もしくは修繕を終えた歩道橋となっており、ネーミングライツの表示に支障のないものを対象としております。  また、ネーミング表示費用につきましては、パートナーの負担で行っていただくことを募集条件としているところでございます。 20: ◯相沢和紀委員  もう1点です。契約期間が原則3年というふうにされているわけですけれども、民間会社ですから未来永劫会社が続くということにはならないかというふうに思います。そうした意味で、契約相手方が途中で、仮にですけれども倒産等の状況が生じた場合、どのような対応になるのか伺っておきます。 21: ◯道路部参事道路管理課長  契約期間はいずれの歩道橋も原則3年以上としておりますが、ネーミングライツの協定書に相手方倒産等の状態になった場合、相手方に対し書面で通知することにより契約を解除できるように定めており、現状を回復することとなっております。また、原状回復相手方の負担で行うことと規定してございます。 22: ◯相沢和紀委員  ということは、一括3年契約でなければ1年単位で払って、例えば2年目で倒産した場合は2年間の契約で、3年目は打ち切りということでお金が入らないという理解でよろしいでしょうか。 23: ◯道路部参事道路管理課長  当然契約期間は3年でございますので、あと当然その費用につきましては各年度納めてもらうわけでございますが、その費用につきましては日割りで計算しまして、残りの分については返却するという契約になっております。 24: ◯相沢和紀委員  もう1点伺います。安全の面で聞いておきたいと思います。  一般的には歩道橋交差点付近に設置されることが多いわけであります。いただきました資料の中で写真を見ますと3)と4)、そして6)の箇所については信号機が設置されているようです。車両などを安全に通行させるための信号であり、その確認が優先されることが求められると思います。その上でネーミングライツによって信号の後ろ側、または横側に文字等が表示されるわけですけれども、それらに注意が奪われて信号の確認に影響が出ないとも限らないとちょっと思うわけですけれども、そういった意味で信号機を設置をしている県公安委員会との協議などを行った上で今回の募集等に至っているのか、改めて確認をしておきたいと思います。 25: ◯道路部参事道路管理課長  ネーミングライツの表示につきましては、信号機交通標識と誤認させるようなデザインの色合い、ドライバーの視線を不適切に誘導するようなものや目立ち過ぎたり、反対に視認性に欠けるものなどは表示しないようにしております。また、表示する場所についても信号機交通標識から適正な離隔をとるようにしているところでございます。  なお、県公安委員会との協議につきましては、ネーミングライツの表示の仕方について平成25年2月に協議を行っているところでございます。 26: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 27: ◯委員長  なければ、次に若林区より報告願います。 28: ◯若林区副区長(兼)建設部長  市道大和町1号線外3線の路線は若林区役所におきまして、地下鉄東西線薬師堂駅と結ぶルートとしまして、歩行空間の整備を行ってまいりました。5月の常任委員会におきましてはこのルートに愛称名をつけるため名前を募集するということを御報告させていただきました。本日はその愛称が決定いたしましたので御報告させていただきます。  詳しくは道路課長のほうから御説明いたします。 29: ◯若林道路課長  では、資料6、初めに裏面をごらんください。位置図がございます。  対象道路薬師堂駅から若林区役所までの間の道路となっております。  表に戻っていただきたいと思います。  最初に概要でございますけれども、愛称名を公募いたしました。公募した応募総数は503件いただいております。それを道路愛称選定委員会で協議をいただいて8案を推薦いただきました。この中から若林区長が選定したものでございます。  道路愛称を市政だより12月号やホームページで広く市民の皆様にお知らせして、この道路と周辺地区に親近感、愛着を持っていただいてまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  2、道路の愛称、薬師高砂堀通り。これの選定理由でございますけれども、まず応募された愛称の中のキーワードに薬師堂や薬師という言葉が多うございました。それから、この道路が高砂堀の上にあるということから、堀、高砂、せせらぎ、水などという言葉も多かったことに加えて、選定委員会においてはやはり薬師、高砂堀は幾重にも積み重ねてきた地域の歴史を象徴するということをお言葉としていただいております。また、愛称命名に当たっては地域の歴史資産を後世に継承したい、にぎわいを創出し次世代の希望となることが大切というような貴重な御意見もいただいております。  このような経過も踏まえて、応募基準でありますわかりやすく親しまれ、歴史的背景や地形、地物などを踏まえた地域のシンボル性があるという選考基準に照らし、最もふさわしいものとして選定されました。  これまでの道路愛称命名までの経過でございますけれども、ことしの5月、第1回愛称選定委員会にて応募基準応募方法などを検討いただいております。それから、ことしの6月1日から7月31日まで道路愛称の公募を行いました。9月には第2回委員会で愛称をいただいた503件の絞り込みの手法や推薦案の検討をいただいて、10月の第3回委員会で8案に絞り込んでいただいたということでございます。参考までに8案を下のところに列記させていただいております。  地下鉄開業に合わせまして道路上4カ所に道路愛称の銘板を設置することとしております。  それから、この資料にはございませんけれども、12月6日東西線開業の日に薬師堂駅の広場でこの愛称の表彰式を現在計画しております。 30: ◯委員長  ただいまの報告に対して質問等はありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 31: ◯委員長  なければ、次に交通局より報告願います。 32: ◯交通事業管理者  交通局から資料7に基づき報告させていただきます。  地下鉄東西線につきましては、12月6日の開業に向けて今月の4日から10日まで東北運輸局による鉄道施設完了検査を受検し、11月12日に東北運輸局長より合格書が交付され、開業に必要となる手続が完了いたしました。  つきましては、開業日の前日、12月5日午後1時より国際センター展示棟において開業記念式典を、開業日当日12月6日には荒井駅及び八木山動物公園駅におきまして、早朝始発5時35分に合わせ一番列車出発式を開催いたします。  記念式典につきましては、既に委員の皆様に御案内しておりますが、約700名の関係者に御出席を賜り、国土交通省からは地元土井亨副大臣に御出席いただける予定となっております。式典終了後には国際センター駅より御出席の皆様を車両試乗に御案内いたします。  12月6日の一番列車出発式は、両端末駅におきまして仙台市の新たな交通軸スタート地元町内会関係者の皆様などと一緒に迎えたいと考えております。  なお、会場が手狭なため、委員の皆様には式の御案内はしておりませんが、御都合が許される場合には、早朝ではございますがお越しいただければと存じます。  また、開業イベントとして来週より開催いたします市民試乗会には、6,000人の募集に対して1万2000人を超える応募がありましたことから、応募いただいた全ての皆様が乗車できるよう12月1日に追加の試乗会を開催して対応することといたしました。 33: ◯委員長  ただいまの報告に対して質問等はございませんか。 34: ◯赤間次彦委員  質問ではないんです。本当に開業おめでとうございます。大分お疲れになったでしょうけれども、今からスタートですから。  ちょっとこれを見て気になったことがあったんです。この東版と西版というパンフレットを見て、地下鉄東西線開業。申しわけないけれども、正直言って私のところは南北線も東西線も関係ないです。岩切というのは、今仙台の田園調布と言われているものですから。何を言いたいかというと、これ多分仙台でみんなで配るんでしょう。いろいろなところに出しているんでしょう。地域は岩切は東西線関係ないけれども、東はわかりました。もう岩切のほうに。西のほうに、このバスの写真を見ると岩切駅行きとなっているんです。どこの東西線の駅に行っても、今度、岩切に行くのが出るのかなと思っていたんです。そうしたら、51番という岩切に行くバス停の停留所が写るんだけれども、確かに東西線の駅からは近いんだけれども、利用する人から見たら仙台駅からもっと離れるんです。だから、不便になるからわざわざ載せてくれたのかなと思ったんだけれども。  私何を言いたいかというと、東西線に関係あるバスを入れたほうがいいんじゃないのというんです。その辺の配慮を、せっかく二千何百億円もかけた東西線が出るんですよ。そして、バスの路線に関しては若林関係でいろいろ議論になった。その辺がなぜ。我々はありがたい部分があるんだけれども、岩切駅のバスを載せるというのはちょっと腑に落ちないんだけれども、もう質問じゃないんです。ちょっと配慮に欠けているんじゃないですかと意見だけ言わせていただきます。 35: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36: ◯委員長  なければ、以上で報告事項関係を終了いたします。  この際、当局から報告を受けた事項以外で皆様から何か発言等がございましたら、お願いいたします。 37: ◯木村勝好委員  今も東西線の話が出ましたけれども、東西線の開業まであと2週間余りというふうになりました。そして、開業前に行われる議会としては、多分この常任委員会が一番最後ということになると思いますので、無事に開業にこぎ着けスタートできるように何点か確認の意味で質問をさせていただきたいなというふうに思います。  まず1つは、東西線へのアクセス道路の工事に関してです。11月16日付で建設局から供用開始についての資料をいただきました。市議会議員全部に配ったのかと思いますけれども、これを見ていてちょっと気がついたことがあったのは、狐小路尼寺線の工区の中の大和町工区の分が赤じゃなくて黒になっていて、いつから供用開始になるかが記載をされていなかったと思うんですけれども、これはどういうふうになりますか。 38: ◯道路部長  16日の日に議員の皆様あるいは報道機関を通しまして市民の皆様に新しい道路の開通のお知らせをさせていただいたところで、その中で御指摘の狐小路尼寺線の大和町工区のところについて、そこがどうなっているのということでございますけれども、実は狐小路尼寺線につきましては、今まで一高のところがバスは通れたんですけれども、バス以外は一方通行、それと、木ノ下のあたりに新道ができると。そこの2工区、元茶畑工区と木ノ下工区を合わせて823メートルについては11月23日に開通できますよということで、では大和町工区はどうなっているかということでございますけれども、実は11月23日以降、12月6日の開業までに一部片側通行どめをして、まだ舗装工事がちょっと残っているということもあったのと、既に現道として、あそこは通行できていますので、そこのところについては除外させていただいたということでございます。12月6日までには全部仕上がりまして立派な道路になりますので、よろしくお願いします。 39: ◯木村勝好委員  一体の道路ですから、一本の道路だから。つまり、ここがちゃんとでき上がらない限り、バスを駅前広場に入れることができないという結構大事な道路でありますので、これはちゃんと資料をつくられるんであれば、今のような説明も加えてちゃんと心配ないですよというふうに記載をされたほうがよかったんではないかなというふうに思います。  後で聞いたら12月6日の5時に開通しますと。5時って朝の5時かと言ったら朝の5時だと言うので、どういう工事になるんだかよくわかりませんけれども、間に合うようにしっかりやってもらいたいなというふうに思います。  それから、同じく狐小路尼寺線の今、お話ありました木ノ下工区で、ここは我が家から結構近いんでよく車で通るんですが、完成が来年の1月29日というふうになっているんです。これは工事として何かが残るんですか。どういうことなんでしょうか。特に私が非常に心配しているのは、JRの貨物線があります。あの貨物線の下をくぐる工事などまさに今真っ盛りでやっているように見えるんだけれども、あそこもちゃんと工事ができないとバスが回せないことになりますが、その辺を含めてこの1月29日というのはどういう意味なのか、開業後も何か工事が残るのか、ガードの下はちゃんとくぐれるようになるのか、その辺はどうですか。 40: ◯道路部長  基本的に12月6日までには、バスはもとより自動車あるいは自転車、歩行者、それを安全に通すということにはなりますけれども、なぜ1月まで引っ張るかというところでございますけれども、実は道路を新しくつくることで民間の宅地のところでいろいろ段差ができたり、そういったところがあって、そこのところをすりつけといいますか、そういった工事が残ってまいります。そういったことで、主に宅地内の工事というところになります。
     貨物線のところも同じように宅地のほうのすりつけ工事をこれからやってまいりますので、そういうことで1月だということになります。 41: ◯木村勝好委員  わかりました。  それから、今ほどお話ありました薬師堂駅から若林区役所への通路、市道大和町1号線、新しいネーミング薬師高砂堀通り、いいのか悪いのか。最終的にこれでいこうと決めたのは若林区長の判断なんですかね。それはそれでいいんです。いいんですが、これのこういう名称になるよというのは4カ所ほどサインをつくりますという話なんだけれども、それよりもっと大事なのは、駅をおりてからこのルートを歩くとあと何百メートルで区役所に着きます、逆に言うと区役所から出て、あと何百メートルで薬師堂の駅に着きますよという表示のほうが私はよほど実用的で、かつ大事だと思うんですが、そっちのほうの表示、歩行者系案内サインの設置というのはいつまでに何カ所設置することになりますか。 42: ◯若林道路課長  先ほどの愛称の銘板のほかに矢羽根、羽根の形をした施設案内板をつけます。薬師堂駅から区役所までの間に3カ所、その内容というのは薬師堂駅ですと若林区役所まで750メートルとか、そういう内容のものをところどころ、要所要所につけて案内を図ると。当然区役所側にも薬師堂駅にはこういうルートで歩くと一番近く行けますとか、そういうような表示も区役所内にも設置する予定になっております。 43: ◯木村勝好委員  12月6日まで大丈夫ですか。 44: ◯若林道路課長  はい。 45: ◯木村勝好委員  それから、私はてっきり関連する道路というのはみんな建設局がやっているのかと思ったら、違うんです。交通局がやっている東西線の駅周辺の道路復旧工事というものが別枠であるんです。別枠であって、例えば国際センター駅の西側の歩道の部分、出口から出て東北大、二高方面に行く、あそこなんか今まだ工事をしている真っ最中だと思うんですけれども、これはちゃんと開業に間に合うんでしょうか。 46: ◯交通局建設課長  国際センター駅西側の歩道復旧の工事でございますが、12月6日の開業までにはお客様が安全に通行できるように整備は完了する予定にしております。 47: ◯木村勝好委員  それは当然と言えば当然なんですが、ただ、私ちょっと気になったのは、交通局からいただいた資料を見ていると、13駅のうちの5カ所の駅で開業までの間に道路の工事が仮舗装となっているものがあるんです。仮舗装というんだけれども、これは一体どういう意味なんですか。仮にとにかく間に合うようにはするけれども、開業した後に改めて舗装し直しますよという意味なんですか。仮舗装というのはどういう意味なんですか。 48: ◯交通局建設課長  開業時点で仮舗装という表現にして資料を渡していましたが、出入り口の周辺、お客様が出入りする箇所につきましては、本舗装ができる箇所は本舗装しますが、本舗装が間に合わない場所に関しましては仮のアスファルト舗装をかけて誘導ブロック等を設置した上で、お客様が安全に乗りおりできるような環境に整えたいというふうに思っております。 49: ◯木村勝好委員  ということは、開業した後に本舗装を打ち直すの。そういうことになるんですか。それとも、そういうことではないのか。どういう意味なんですか。 50: ◯交通局建設課長  開業した後に本舗装にし直す箇所も出てまいります。 51: ◯木村勝好委員  どたばたと間に合わせるという感じなのかな。  それから、国際センター駅のことに戻りますけれども、国際センター駅の西側に公園部分があります。公園部分の整備状況がどうなっているのかなというふうに思うんですが、数日前に見たときには植栽なんかはまったくないわけです。  それから、せんだっての決算特別委員会で博物館のことについていろいろお聞きしたときに、博物館の館長さんが博物館への歩行者動線はここを通って行ってもらうというようなお話をしておりました。当然博物館への道を案内する歩行者系サインというものも必要だと思うんですが、数日前に見た限りではそういうものも全く設置をされていない。ここの部分というのは開業までの間にどういうふうな形になるんですか。 52: ◯建設局公園課長  国際センター駅エントランス広場、それから周辺の植栽について御回答いたしますけれども、今週月曜日、16日に植栽材料が届きまして、順次植栽を始めているところでございます。東西線開業までに作業は終了するということでやってございます。 53: ◯木村勝好委員  博物館への歩行者系のサインも同様ですか。 54: ◯建設局公園課長  エントランスから出ました公園のサインということになろうかと思いますけれども、公園のサインにつきましては総合サインを国際センター前につけることはできますけれども、年度内にサインについて完了させていきたいというふうに思います。 55: ◯木村勝好委員  後でちょっと交通局にも聞きますけれども、非常に大事なことなんです。みんなわかっている人ばかりがおりるわけじゃありませんから。初めての駅のところにおりるんだから当然わからないわけだ。博物館はどっちに行くんだろうと知っている人はいいけれども、知らない人のほうが多いわけだし、知っている人しか来なければ困るわけですから、やはりそこは十分配慮をして、博物館側ともよく相談して、きちんとしたものを速やかに設置をしてもらいたいなというふうに思います。  それから、八木山動物公園の駅と荒井の駅に規模の大きな駐車場をつくるということになっていますけれども、これはそれぞれ今どういう状況になっていますか。 56: ◯道路部長  私のほうからは八木山動物公園駅の駐車場でございますけれども、こちらにつきましては……。 57: ◯木村勝好委員  まず、八木山動物公園駅は519台ですよね。これについては私はもちろんメーンはパーク・アンド・ライド分なんでしょうけれども、パーク・アンド・ライドもあれば時間貸しもあれば、あるいは一般的な月決めもあれば、あるいは動物公園が混雑したときにそれに対応するためのものもあれば、そういうものから構成されているこの519台だというふうに思っているんですが、そういう理解でいいですか。 58: ◯道路部長  519台の算定に当たりましては、今お話のありましたように車を使って駅まで行って地下鉄を利用するという、いわゆるパーク・アンド・ライド分とそのほかの例えば地域の方々が地下鉄に乗らなくても使う方もいらっしゃる、それが月決めというふうになるのかなと思いますけれども、そういったものも考慮して算定しているほか、地域特性として隣に動物園がございますの土曜、日曜日は動物公園の利用者も考慮しまして台数を算定しているということでございます。 59: ◯木村勝好委員  念のためにその519台の内訳というのか、それぞれ大体のめどでいいんですけれども、もちろんそれは変動するでしょうが、大体のめどとしては何台分ずつぐらい見込んでいるんですか。 60: ◯道路部長  519台のうちパーク・アンド・ライド駐車場分としては460台ほどを見込んでおりまして、それ以外の60台程度を月決めだとか時間貸しというふうにまず、平日はそういうふうに見ておるというところでございまして、土曜、日曜になりますと動物園にたくさんお客さんが来て、動物公園の駐車場でいっぱいになったときの受け皿として、それにつきましては最大400台程度を見込んでいるというふうになっております。 61: ◯木村勝好委員  荒井のほうはたしか170台だったと思いますけれども、荒井のほうはどういうふうになっていますか。 62: ◯交通政策課長  荒井駅前駐車場でございますけれども、駐車台数は170台となっておりまして、主に通勤通学などで荒井駅前駐車場に駐車して東西線を御利用されるパーク・アンド・ライドの需要として確保するものでございます。  なお、契約の形態につきましては月決め契約が70台、そのほかの100台分が時間貸しの契約形態でございます。 63: ◯木村勝好委員  どちらもいろいろやってみないとわからない部分はあるんでしょうけれども、せっかく大枚かけてつくる駐車場ですから、やはり有効に利用していただくというのが基本だと思うんです。そういう意味で、この駐車場の利用に関してもやはりそれぞれ担当するところが積極的な営業活動というものを、開業前もそうですけれども、開業後も引き続いてやっていくべきではないかなというふうに思っておりますので、対応方お願いしたいと思います。  それからもう1つ、別の項目ですけれども、今度は全体的な利用者増に向けて交通局がこれまでさまざまな努力を重ねてこられたということは私としては評価をしてまいりたいというふうに思います。特に沿線の大学、高校等に対しては積極的な営業活動をしてこられました。  その中で、若干これはどうなっているのかなと思うものの1つが、沿線の企業関係に対する働きかけについてはどういったところに対してで、どういう働きかけをやって、どんな反応をいただいているんでしょうか。 64: ◯交通局経営企画課長  沿線の企業に対する営業活動ですけれども、まずは中心部を中心とした沿線の企業に対しましては、100社ちょっとを私どもの課とほかの関係課、協力しながら直接お伺いしまして御案内を差し上げているところでございます。  そのほか中心部の商店街、あとはやはり沿線といいますと仙台印刷工業団地、あとは卸商センターにもお伺いしまして、そこの組合に入っている各社のほうに直接、またあと郵送等で全社のほうにパンフレット等をお渡しさせていただきまして、社員の皆様方に回覧とか、あと会社によっては直接全社員分のパンフレットがほしいというようなお話があったときにはその分を御用意させていただきまして、御案内をしていただいたところでございます。  実際そのときの反応でございますが、ありがたいことに、そこの会社の代表者の方とか、あと労務とか人事を担当している方とお話をさせていただくことが多かったんですが、私が思っていた以上にやはり東西線に対する期待というか、使ってみよう、使わせてみようというお話がありまして、お話ししているときに、例えば会社によってはバスもあわせて使わなくてはいけないというふうな位置にある会社もあったんですが、バスもあわせて使うとどういうふうに使えばいいんだという、そういうより具体的な、使う場合にはどうなんだというお話が結構多かったというふうな印象を持ってございます。 65: ◯木村勝好委員  いろいろ努力はされてきたということはよくわかりました。なおこれからもぜひ継続して頑張っていただきたいと思いますが、同時にこの東西線の沿線は結構いわゆる市民利用施設的なものが各駅の周辺に立地をしております。例えば八木山動物公園とか、あるいは国際センターとか博物館とか、あるいは東北大の川内萩ホールとか宮城県の美術館とか、いろいろあるわけですけれども、これらに関しては東西線が開業すればそれぞれの施設が持っている交通アクセスについてのパンフレットあるいはホームページの案内、これらを東西線向けに切りかわるように手配はちゃんと全て終わったと、大丈夫、切りかわりますよというふうに認識していていいですか。 66: ◯交通局経営企画課長  沿線にあります施設に関しましては、一度早い時期に各施設のほうに依頼をしておったんですが、10月末に改めて私のほうからパンフレット等への案内について東西線を掲載していただくようにということで再度依頼してございます。私どものほうでホームページとか、そういったところでも随時確認をしておりますので、まだ対応されていないところについては改めて御連絡をしたいというふうに思います。 67: ◯木村勝好委員  さっき博物館へのアクセスのことを言いましたけれども、局長、パンフレットに載せてもらっているんだけれども、どうやって行ったらいいかわからないという状態というのはやはり非常にまずいと思うので、そこは連動して対応していただきたいなというふうに思います。  それから、宮城野通駅。この周辺には実は結構いろいろな専門学校とか、専修学校というのが正しいのか、予備校とかが立地しているんです。こういうところに対しては何か働きかけしましたか。 68: ◯交通局経営企画課長  沿線の高校、大学のほかに、ただいま委員からお話ありましたように、特に沿線のところの中心部には多くの専門学校がございます。専門学校につきましては直接ではないんですが、従来より我々の通学定期、具体的にはフリーパスを御購入いただくことが多いんですが、そのフリーパス、通学定期の御案内の中で新しくフリーパスが2種類から7種類にふえます、東西線開業しますということを二度ほど案内させていただいているところでございます。 69: ◯木村勝好委員  あともう1点、この宮城野通駅とか、あるいは連坊駅の周辺には多くのお寺、寺院があります。このお寺に対しても、当然そのお寺を訪れる檀家の方とかいろいろいらっしゃるわけですけれども、こういうところに対しても東西線を使うと便利になりますよといったようなことは何か働きかけされましたか。 70: ◯交通局経営企画課長  お寺のほうに直接御案内を差し上げているところではないんですが、10月末から11月上旬にかけて沿線の町内会のほうには町内会の回覧用の資料、パンフレットを差し上げてございます。それの中ではそこに住む地区に応じて、そこの地区からはここの駅が一番近いですよといった図面も入ったようなものも御案内差し上げていますので、そういうものをごらんいただいていればその檀家さんのほうにもお話しいただけるかなというふうに思っております。 71: ◯木村勝好委員  今までいろいろ質問させていただきましたけれども、何でこんなにしつこく言うかというと、実際に開業してどういうふうな対応になってくる、つまりどれだけ乗っていただくかというのが実は一番大きな課題なんだと思うんです。もちろん乗客を確保するというのは開業後も当然、今いろいろ御質問させていただいたような努力は引き続き継続をしていただきたいというふうに思いますけれども、しかし、やはり同時にスタート時点というものも非常に大事であります。そういう意味で、もう残された期間はわずかですけれども、落ち漏れないようにしっかり努力を尽くして、その上で開業を迎えて、なお引き続き最大限の努力を継続していくということでやはりこの事業を本当に意義あるものにしていかなければならないのかなという思いが私の中に非常に強くありますので、そのことを最後に申し上げて、開業すればその責任というのは基本的に交通事業管理者に来るんでしょうから、管理者の御決意を伺って終わりたいと思います。 72: ◯交通事業管理者  よくいろいろな場面でお答えというか、話していることなんですが、やはり我々交通局交通事業者にとってはこの仙台という都市圏で南北線、東西線、それからさらにはJR、こういった鉄軌道とバスがどういう連携を持った安全で快適な都市内の公共交通システムをつくるのかということが課題でございます。  そういう意味では、東西線の開業をもってその取り組みがまさにスタート台に着くという思いは強く持っておりまして、まさに気を引き締めてその後の東西線、南北線、それから市営バス含めた全体の運営に万全を期してまいりたいという思いは強くしているところでございます。 73: ◯菅原正和委員  質問ではないんですけれども、ちょっと確認事項ということで、11月23日に狐小路尼寺線、先ほど木村委員のほうからお話がありました。こちらのほうの交差点が開通します。その交差点なんですけれども、私もちょっと家が近いものですからきのうもその現場を見てまいりました。  それで、安全標識とかそういうものがいろいろ設置されておりますけれども、かなり変則なので、その辺の安全対策というのは今後どういうふうに持っていくのかということと、あと、11月23日に供用されるに当たって地元の方には御案内を差し上げたけれども、ほかの部分に関しては何も報道されていないというか、知らない方がかなり多いと思うんです。  それで、この道路というのは地下鉄沿線の取りつけ道路ということで、これから頻繁に通る道路なわけですから、こういうことを一般の方に周知するということは必要ではないかと思いますが、その点についてちょっとお聞きしたいんですけれども。 74: ◯道路部長  まず、安全対策でございます。御指摘のとおり現道と新たな都市計画道路が一部Yの字のような形で交差するというふうな交差点でございまして、これまでも所轄の警察署等と協議を重ねて安全対策についてはしっかり協議検討してきてこの整備に至ったところでございます。  ただ、やはり供用しても通行の状況を見ながら、やはりそういったふぐあい等あれば、これは警察または地域住民の皆様ともお話をしながら必要な対策について講じてまいりたいというふうに考えております。  それから、広報のことでございますけれども、やはり地域の方々には既に11月23日の3時半からいよいよ開通しますというふうなお知らせをしているところでございまして、一般の方々への周知というのは、現地のほうには特に看板表示とかはしておりませんけれども、実はこの16日に記者発表もさせていただいて、そこからいろいろ新聞等を通じて広報というところも実は考えてはおりましたけれども、あと3日しかないというところでございますけれども、またいろいろ関係新聞の皆様等にお願いをしていきたいというふうに思います。 75: ◯委員長  ほかにございませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76: ◯委員長  なければ、これをもって協議会を閉会いたします。...